“今、社会では好ましい動きがある。放射能問題では社会が落ち着きを取り戻しつつあるのだ。冷静に放射能問題、エネルギー問題に向き合う空気が出ている。
一方で問題もある。社会規範に鈍感な風潮や心性が、「3月11日」後の日本社会で強まった印象が私にはある。「乱暴な言葉で相手をののしっていい」とか、「正義の実現のために危ないことをしてもいい」などの態度が垣間見える。
公権力の言っていることが間違っていたときに、遵法意識などの社会規範が崩壊することは、歴史上よくあることだ。「原発問題で、政府が間違っていたから、俺たちは政府に何をしてもいい」という感情が、倫理規範の弱い一部の反原発派の中に出ているように思う。非常に残念な動きだ。
”